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こころねNEWS

「こころね物語」朱夏/宿こころねの名と、ロゴに込められた想い

2018.05.05

開業当初から当館を知るお客様は既にご存知のことかと思いますが、中古の宿を購入し2007年に開業しました。実は最初の約3年間は別の宿名で営業していました。当時、宿の経営者としては32歳と若く、宿経営に重要な集客の事はおろか、何も分からずのスタートだったため、元のオーナーさんが使われていた宿の名前をお借りして営業を始めたのです。

その後少しずつお客様が増えてきた頃、いつまでも名前をお借りしていてはいけないと思ったことや、何より私達夫婦の想いが詰め込まれた名前にするべきだと考え、改名することを決意したのです。しかし簡単に改名と言っても、僅か3年ではありますが、リピーターになってくださったお客様もいました。改名してしまったら忘れられて、またお客様が減ってしまうのではと思ったのです。それならばと考えたのは「お客様に宿の名前を考えてもらおう」そこでツイッターで宿名を公募しました。

予想以上の反響があり100件以上のご応募をいただき、その中から「こころね」という素晴らし名前をいただいたのです。

そして「こころね」という名前に私達夫婦の想いを詰め込みました。宿を始めようと決意した時、夫婦でこんな宿を創っていきたいと夢に描いたこと。それが私達の宿の「心の根」となり、たくさんのお客様との出逢いがあり、精一杯のおもてなしをさせて頂く中で、夫婦の想いを「心の音色」で奏でたい。そんな想いを込めて2010年「こころね」が誕生しました。

新しい宿名が決定した後、こころねのロゴマークを制作しました。ここにも私達夫婦の想いが込められています。

「心音」と描かれています。その「心」の部分のデザインは金目鯛の宿らしく、真上から金目鯛をのぞき込んだときのシルエットです。「心」の文字のデザイン部分には4匹の金目鯛がいます。まず左から、「心」の字の支えとなっているのが宿の支えである女将。次に中央の大きな金目鯛が主。最後に小さな2匹の金目鯛が我が家の2人の子供達となっています。お客様に頂いたこのこころねの名と、想いを込めたロゴをこの先ずっと守っていけたら。そんな気持ちの中でこころねは出発しました。

宿からのコメント

大切なお客様へ。私達こころねが皆さまや宿に対する想いを、少しでも感じ取って頂けたらと考え、これまでお伝えしてこなかったこともお伝えしていけたらと考えました。
こころねという宿の想いを感じ取って頂けたら幸いです。
こころねからのコメント
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